2012年1月3日火曜日

お知らせ No.8

設計演習Cを履修している皆様

明けましておめでとうございます。
年末年始、集合住宅課題に追われていると思いますが、少し静養もできたでしょうか。

早速ですが、製図だけでなく設計演習も冬休み課題の提出が迫っています。
提出ボックスは55号館N棟入江研究室前に設置しています。
1月6日中に提出下さい。
また、11日は新年最初の授業であり、設計演習Cの最後の授業です。
冬休み課題の講評後、年間を通した授賞式もあります。皆様忘れずに出席下さい。

今年一年益々忙しくなると思いますが、皆様のご活躍お祈り致します。
本年も宜しくお願い致します。

設計演習TA


2011年12月15日木曜日

お知らせ No.7

設計演習Cを履修している皆様

設計演習Cも昨日第八課題の講評がおわり、残るは冬休み課題だけとなりました。
最後のひと踏ん張り頑張って下さい。

また、1月11日は年明け最初の授業であり、設計演習C最後の授業となります。
授業開始は通常通り13時半からです。冬休み課題の講評後、授賞式が行われますので、
設計演習Bを履修していた方もかまいません、皆さん忘れずに出席下さい。

皆さん体調には気をつけて冬休みお過ごし下さい。では、年明けの授業楽しみにしています。

TA

1X10A102 田中智 A++ 「寒かった頃したように」
ハーフミラー化したガラス面。吐息によって不意な形で目の前に現象するフロストの広がりその温度と湿度のバランスの緊張を破る形で存在する現象の変化広がりの中にそれとは全く無関係に存在する個人の記憶のもつ温度であり空気感が垣間見える。(博多)

1X10A010 石井宏樹 A++ 「感情日記」
一週間の7日を一周とした7角中の筒が、一ヶ月分のカレンダーとして螺旋階段のように少しずつ積み重なっていく。毎日の心情を表す小さなチップは大量にストックされていて、どれも複雑な色彩に塗られている。黒に塗られた筒の表面を覆っていく色の積み重ねは、一ヶ月で出来上がった感情を表現しており、複雑でありながら一定の規則性をも感じさせる。今回の課題に対しストレートに取り組んだ、感性のあふれる良い作品である。(安東)

1X10A117 中島みづき A++ 「無題」

かさの表面の中に二枚の紙によって表から見えない形で色彩が隠蔽されている。雨という一つのきっかけによって、それまで無に等しいぐらいニュートラルな位置づけにあったものが鮮やかに浮かび上がる。かさのインテリアの中を覆う映像的な世界が仕組まれている。(博多)

1X10A058 久保田悠人 A++ 「ことば」
「文字」は脳外記憶維持装置として最も画期的かつ優れた発明であったことに異論はないだろう。この作品では記号として羅列してある文字からタイトル、名前だけを抜き取ることで「文字」を「言葉」に変化させ、「装置」としての機能を限定的な操作で上手く表現している。
(間下)

1X10A102 立野顕吾 A++ 「ゴミはゴミ箱へ」
捨てるという行為の中に既に含まれている記憶に対する装置性。捨てる事によって周辺に蓄積されるものであると同時にそぎ落とす事によって残された記憶をクリアーに変換していく一つのバロメーターとして存在している。物の形にあり在り方の中に含まれている装置性を浮き彫りにしている。(博多)